「何にでもなることができる」とは

以前、『空(クウ)』の話をしましたね。

全てが”有”でもあり”無”でもあるため、どんな自分にもなることができると話しました。


しかし、これではイマイチ分からない方もいるようなので、違う説明をします。



あなたはパラレルワールドという言葉を聞いたことがありますか?

多元宇宙論でもかまいません。


今、私達が生きている世界以外にも、膨大な世界があるという理論のことです。

よくSFなどで聞くと思います。


例えば、あなたが会社の社長をしている世界もあれば、花屋で働いている世界もあり、医者になっている世界もあるということです。

可能性の世界とした方がいいでしょうね。


「もし、あの時あの選択をしていたら……」という可能性の世界と思っていただければいいです。



さて、話を『空』に戻しますが、『空』は有も無も”全て”を包括しています。

また”有”とは、物質だけではなく、”概念や自我、思考なども”含まれます。


つまり、パラレルワールドも『空』には含まれているのです。


「パラレルワールドは実際にあるかどうか分からない」と思うはずですが、有は”概念や思考も”含んでいます。

私達が考え出した全てのことが”有”なのです。


パラレルワールドが実際にあるかどうかは関係ありません。


『空』は、パラレルワールドだろうと何だろうと”全て”を包括しているのです。



全ては『空』のため、自らが望む「何にでもなることができる」と話しました。


この「何にでもなることができる」という部分を、パラレルワールドの自分に当てはめてみてください。


例えば、会社員をしている方が、宇宙飛行士になっているパラレルワールドもあるはずです。


そして、あなたが宇宙飛行士を望んだとき、そのパラレルワールドとあなたの意識は繋がります。

宇宙飛行士になっている自分と繋がることができます。


このとき、宇宙飛行士に対して強烈な臨場感を持つと、そのパラレルワールドの自分を引っ張ってくることができるのです。


イメージとしてはこの感覚です。


こちらに引っ張ってくるでも、向こうに突き進むでもかまいませんが、全ての”有”ということは、可能性の自分も含まれています。


そのため、あなたが望んでその可能性を引っ張ってくれば、その可能性の自分になることができるのです。


そして、臨場感を得るための方法が、瞑想やアファメーションなのです。


「何にでもなれる」ということが、何となくイメージできましたか?



手堅く生きようとか、常識的に生きようとかいう方がいますが、そのような方は未来を過去の連続と考えています。

「今までがこうだったから次もこうだろう」と思い、真剣にゴールについて考えようとはしません。


しかし、この目まぐるしく変わる時代で、その思考は危険です。

これでは、さらなる奴隷への道を突き進むだけです。


今こそ、自分のゴールへと突き進んでください。


他者に何を言われても、自分が信じたゴールへ突き進んでください。


陰口を言われたり、後ろ指を指されても、自分が信じたゴールへ向かいましょう。


自分らしく生きるためにはそれしかありません。


あなたは何にでもなることができるのです。


毎日、パラレルワールドの自分に臨場感を感じていきましょう。

自業自得とは

先日の話でもう少し話しておくべきことがありました。


ブッダの教えは”究極の事なかれ主義”のため、他者が何をしてもこちらが泣き寝入りしていては、相手が付け上がります。

ですから、その場合は法的手段に訴えるなどしてください。


ただ、このような人間は”勝手に”人生を転げ落ちていきます。


相手を欺き、陥れるような思考の持ち主なのです。

「自分がよければ他者はどうでもいい」と思っている人間なのです。


そのような人間が、まっとうな人生を送れると”本気で”思うのですか?



このような人間は、総じて”エフィカシーが低い”のです。

”自尊心”の方が的確ですが、本質は同じものですから気にしないでください。


例えば、テストで60点の人間が、60点より下の人間を蔑んでいるのと同じです。

それにより、自分自身が高い位置にいると錯覚しているのです。


自分より上の人間はまだまだいるのに、下だけを見て貶しているのです。

いえ、自分より上の人間は”見ないようにして”、自分のポジションを守ろうとしているのです。


これにより、相対的に自分のポジションが上になります。


ただ、これでは”本当に”上とは言えませんよね?


60点以上の人間などまだまだいるからです。


これが、エフィカシーが低いために起こる弊害です。


いじめ問題も同じですよ?


相手を蹴落として優越感に浸っているだけですから。



エフィカシーとは”自身の能力に対する自己評価”ですから、これが低いと何もできなくなります。


「ゴールは達成できる!」という自分自身の評価がなければ、力が発揮できないのです。


コーチングではエフィカシーの高さがものを言いますから、エフィカシーの低い状態ではどうやってもゴールに到達できません。


また、相手を欺くことを常日頃からしている人間は、コンフォートゾーンが欺く側に固定されています。


コンフォートゾーンの働きは、”無意識が自分らしいと感じる領域を維持すること”ですから、まっとうな人生を送ろうと思っても、また元に戻ってしまうのです。



上記の理由により、あなたが何をしなくとも、相手は勝手に人生を転げ落ちていきます。


あなたが怒りや悲しみで心を乱される必要はありません。

むしろ、憐れむくらいの心を持ちましょう。


相手はゴールへ向かうことができないのです。

幸せを手に入れることができないのです。


可哀想だとは思いませんか?



また、そのような人間は、いずれその業が自分自身に返ってきます。

勝手に自滅していきますから、あなたが必要以上に心をかき乱す必要はありません。


まさに自業自得ですね。


ただ、自業自得という言葉ですが、”善いことも悪いことも”含んでいます。


善い行い(善業)をしている方には、善業が戻ってきます。

悪い行い(悪業)をしている方には、悪業が戻ってきます。


自業自得とは、”悪いことだけをしたときの言葉ではない”のです。


それを覚えておきましょう。



業では分からない方は、見ている場所が善か悪かと言えば分かりますか?

コンフォートゾーンが善か悪かと言えば分かりますか?


コンフォートゾーンが善に固定されていれば、見えるものも手に入れるものも善になります。


例えば、ポジティブな状態がコンフォートゾーンになっている方は、自然とポジティブになり、ポジティブなことを見つけることができるのです。

逆もまた然りですが……


ですから、自業自得はある意味当然のことなのです。

不思議なことではありません。



善や悪と言っていますが、これは分かりやすくするために例えているのであって、違う言い方をするのなら、「心が落ち着いているか、ざわついているか」です。

「心が慈悲に溢れているか、怒りや悲しみに溢れているか」です。



あなたは心を穏やかにしていいんですよ。



「やり返すな」とは言いませんが、同じことを相手にするということは、あなたが”相手と同じになる”ということです。

同じコンフォートゾーンになってしまうということです。



人生を転落していくような人間と同じになりたいのですか?



「それでもいい」という方には何も言いません。

ですが、「それは嫌だ」という方は、法的手段に訴えるなり、事実を公表するなり違う方法を模索しましょう。


あなたは自身のゴールへ向かっていける方ですから、それくらいは当然できます。


感情的になるのではなく、思考を働かせて理性的に行動していきましょう。



もし、今まで他者を欺いてきた方が変わりたいのなら、変わる方法はあります。


ただし、それは茨の道です。


自我が変わってしまうので、今まで自身が行ってきた罪の意識に苛まれるでしょう。


ですが、それを乗り越えれば”真に”生まれ変わることはできます。


一度死んで生まれ変わる(自我の話です)くらいしなければ、いつまでも変われません。


本気で変わる気があるのなら、ブログの内容を実践していきましょう。


誰でも変わることはできますよ。

ブッダの教えを学んだ方は……

ゴータマ・ブッダの教えを学んでいる方なら分かると思うのですが、ブッダの教えは”一切の苦を廃し、常に心穏やかにあろう”とするものです。

そのためネガティブな事だけではなく、「ポジティブな事でも心が動かないように」と説いています。


嬉しいことや楽しいことがあっても、それで「心が浮つかないようにしよう」というものです。


これは、”コーチングとは真逆”ですね。

コーチングはポジティブな情動を使い、自身のエフィカシーを上げていく、新しい自我を作っていくものです。


ですから、ブッダの教えはそのまま受け入れないようにしましょう。

ポジティブな事は取り入れてもいいのです。


ただ、ブッダが説いているポジティブな事?とは、”他者からの賞賛”などにより、心が浮つかないようにするものです。

それにより、「もっと褒めて!」と心が動くことがないようにするものです。


コーチングでの賞賛は、あくまで”自分自身が行うもの”ですから、あまり気にしないでください。



もう少しブッダの教えを話しておきますと、ブッダの教えは”究極の事なかれ主義”です。


”他者に何をされても”、それこそ石を投げられたり、鉈で手足を切られようと、”他者を恨まず、苦痛に嘆かず心を穏やかにする”というものです。


どんなに辛いことがあっても、また、どんなに嬉しいことがあっても、”心は一定の場所に留めておく”というものです。


現代でこんなことをしていては、生きていくことができません。

他者が何をしても泣き寝入りをしては、相手が付け上がるだけです。


まあ、何をせずともその相手は勝手に落ちていくのですが……


ですから、”使える教えだけ”使っていってください。


大筋さえ見失わなければいいのです。

見ている場所と言えばいいでしょうね。


2500年以上前の教えですから、現代とは時代背景が違います。

それをそのまま取り入れる方が難しいのです。


とは言うものの、ブッダの教えは現代でも十分に活用できます。

そも、人間自体の思考が変わっていないのです。


使えるのは当然でしょう。



ブッダの言葉をそのまま鵜呑みにするのではなく、そこから自分自身に問いかけ、自分自身の心の働きに意識を向けてください。


ブッダは神ではなく一個人であり、人間の生き方を説いた哲学者です。


ブッダの教えは自分自身を理解する切欠にはなりますが、その教えがそのまま自分に当てはまることはありません。

自分自身で考えていくことは必須なのです。


ブッダを崇拝するのではなく、その教えを自分の生活に役立てましょう。


抽象度を上げ、エフィカシーを上げ、本当のゴールへ向かっていってください。


そうすれば、他者からのモノサシや洗脳に左右されることはなくなります。


自身の内面に意識を向けていく方こそが、心穏やかにいられるのです。


毎日続けていきましょう。

関係性(縁起)とは

「関係性(縁起)がよく分からない」という方がいますね。


それを理解するためにも、まずは質問に答えてください。



あなたはどのようなヒトですか?



「家族が◇◇で、○○に住んでいて、血液型が□□で、学校が△△で……」のように、”自分”を書き出してみてください。


書き出してみると分かるのですが、これらは全て”あなた自身を指しているものではありません”。

あなたと”関係がある情報”というだけなのです。


家族はあなたではありませんし、住所も違います。

血液型も学校もあなたではありません。


あくまで、あなたを構成している”一情報にすぎない”のです。


しかも、その一情報にも膨大な関係性があります。

その関係性はどんどん広がっていくのです。



また、縁起と聞くと「縁起が良い、縁起が悪い」程度にしか思わない方がいますが、これは誤用です。


縁起とは”因縁生起”の略です。


「あらゆるものは因という直接の原因と、それを補助する条件(縁)がお互いに関係し合って生滅している」ということです。


因が縁となることも、また、縁が他の因となることもあります。

全てのものが因と縁になって、お互いに関わり合っているのです。


これが本来の縁起です。


本来の縁起からすれば、偶然などありません。

全ては縁起なのです。


血液型や性格にも因と縁があり、その結果が今のあなたに表れているのです。

あなたは、”大量の”因と縁によって生起しているのです。



関係性(縁起)は何となく分かりましたか?



さて、全ては縁起で成り立っていますが、先日も話したように”全ては空”です。


あなたを構成している情報も空なのです。

有とも無とも言えるのです。


有とも無とも言えるなら、”今ある情報(有)”を新しくしてしまえば、”新しいあなた(新しい有)”になることも可能です。

物理限界を超えるため、さすがに血液型などは変えられませんが、性格や健康状態などは簡単に変えられます。


全ては空なのですから、自分が”心から望めば”新しい関係性を築けるのです。


この作業を、「ゴール側にコンフォートゾーンを広げる」「新しい自分になる」「生まれ変わる」と言っているのです。



セルフコーチングでアファメーションを毎日唱えるのは、ゴール側をコンフォートゾーンにするためです。


つまり、毎日新しい関係性を作っていることになります。


「なかなか新しい関係性になれない」と思うかもしれませんが、それは”現状の臨場感(現状の関係性)が強いため”です。


それに打ち勝つために、アファメーションを毎日何回も唱えるのです。


続けていけば、理解することができますよ。



全てが空なのですから、自分が望めば新しい関係性を築くことはできます。


全ては”自分の想うがまま”なのです。

これが理解できると、新しい自分になれます。


そのためにも、まずはアファメーションを唱えましょう。


コーチがつけば、もっと早く新しい関係性を築くことが可能ですが、一人でも可能です。

そのためのセルフコーチングですからね。



仏教的なことばかりですが、世界では仏教が見直されてきています。

正確には”ゴータマ・ブッダの思想”ですね。


ブッダが生きていた時代から仏教が広まるにあたり、かなり教えは変わりましたが、それでも仏教が続いたことは賞賛するべきことです。

これは仏僧の功績でしょう。


しかし、人類は2500年以上もの間、何をしていたのでしょうか?


私は、ブッダを哀れに思います。


ブッダは、40年以上も自らの足で教えを広めてきたのです。

ヒトが苦から逃れる方法を広めてきたのです。


今の人類は、その教えを全くと言っていいほど活かしていません。


生命が持っている欲求を、思考により改悪してしまっただけです。



人類はいい加減変わる必要があります。


今の仏教のように、ブッダを崇め思考停止するのではなく、”ブッダが指差すところ”を目指す必要があるのです。

”抽象度を上げて、本当のゴールへ”向かう必要があるのです。


アファメーションを続け、ゴールをアップデートし続ければ、それも理解できるようになります。

毎日考え続ければ分かるようになります。


毎日自分をアップデートしていきましょう。


他人に惑わされず、”自分自身を拠り所”としてください。


あなたならできますよ。

抽象度と一緒に知っておくといい概念

抽象度と一緒に覚えておくといい概念があります。

それは『空(クウ)』です。


自分自身を信じるとは」でも話したように、ゴータマ・ブッダの教えは『生き方を説いた哲学』なので学んでおくといいでしょう。


ブッダは『空』についてではなく『縁起(関係性)』について説いていますが、『空』についても理解しています。

そうでなければ縁起の思想が出てきません。


『空』を体系化したのは『ナーガールジュナ』と、年代が違いますが『ツォンカパ』です。


この二人が『中観思想』を確立しました。

そこで使われている概念が『空』なのです。


気になる方は『中論』を学んでください。



『空』ですが、これは抽象度を”一番上まで上げた状態”を指します。


抽象度を上げていくと、物質は「素粒子」まで行き着きます。


この素粒子状態も、他の全ての物質も、仏教用語での「有」となります。

有の対の概念を「無」と言いますが、何もない真空状態の方が分かりやすいでしょう。


そして、この有と無を包括した概念を『空』と呼ぶのです。

『空』は、有と無よりも”抽象度が上”なのです。


さらに、有は物質だけではなく、「現象、概念、心の働き、欲望」なども指します。

それら”全てを含んだ有”を、『空』は包括しているのです。


”色々なものを包括したピラミッドの頂点”が『空』であるとした方がいいでしょうね。


抽象度を徹底的に上げると『空』にたどり着きます。


これを覚えておくと、抽象度は何処まで上げられるのかを理解できます。


「何処まで上げればいいの?」と疑問に思った方も大丈夫でしょう。



世界の全ては『空』ですが、これだけでは悲観してしまう方が出てきます。

「有でも無でもあるなら何をしても意味がない」「有でも無でもあるなら殺してもいいよね」と考えてしまう方が出てきてしまいます。


そもそも、2500年以上前は科学が発達していませんでしたから、『空』という概念を理解できる方はいませんでした。


ですから、ブッダは「全ては関係性だ」と説いているのです。

「皆、何かと関係を持って生きている」と説いているのです。


「苦しい、辛い」という心も、自分との関係性が生み出しているのです。

自分の心の全ては関係性が生み出しているのです。


心が『空』なのですから、そこに発生する感情ももちろん『空』です。


「ヒトは心次第で変われる」と言っている方は、「心は空だから、関係性を変えれば変わりますよ」と言っているのです。


精神論もある意味間違ってはいないのです。

”心の関係性”を変えれば、本当に変わってしまうからですね。



『空』は何となく分かりましたか?

セットで”縁起(関係性)”についても理解しておくと、自分を変えるためにどうすればいいのか分かるでしょう。


今の自分は”全て関係性で”成り立っているのです。

もし新しい自分になりたいのなら、その関係性を変えましょう。


”ゴール側の関係性に”変えましょう。


これを、コーチングでは「コンフォートゾーンを変える」と言っているのです。


世の中には、永遠・絶対なものはありません。

不確定性原理と不完全性定理がありますから。


そのため、現在の関係性も”絶対ではありません”。


虐待された子どもで、「親との関係は変えられない」と呪いのように思っている方もいますが、関係性は変えられます。

「自分の親」から「以前親だったもの」にすればいいのです。


関係性は変えられないと”思い込んでいる”方は、もう一度考えてみてください。



あなたはどうなりたいのですか?



自分との関係性を考えていきましょう。

ゴール側の関係性に変えていきましょう。


そうすれば、理想の自分になれますよ。

プロフィール

中嶌星児(なかじませいじ)

Author:中嶌星児(なかじませいじ)
気コーチ(コーチ&気功師)
パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング認定コーチ
PX2ファシリテーター

コーチング専門分野『健康』

このブログの趣旨は、認知科学に基づくコーチングを私なりに分かりやすくして、『自身のゴール(夢)へ向かう方を増やすこと』です。

また、コーチング以外にも人生をより良くしていく知識と知恵を説いています。


まずは、右のカテゴリにある『はじめに』を読んでください。

そうすればブログの活用法が分かります。


このブログは体感重視の内容ですから、毎日実践していくことで効果が表れます。

ヒトは体感して、”真に理解できるようになる”からです。


変わる方法はいくらでもありますが、変わっていくのはあなた自身です。

あなた自身が実践していかなければ、変わりようがないのです。


ですから、まずは自分で実践してみてください。


そして、それ以上を求める方、圧倒的な効率がほしい方は、私が導きます。

早く元気になってゴールへ向かいたいという方は、以下より連絡をお願いします。

SNCoaching
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