五戒、慈悲とは、食生活から変えていく、『ほどほど』を目指そう

私は慈悲について話していますから、私が仏教徒だと思っている方もいるかもしれませんが、私は特定の宗教に入っているわけではありません。

信仰は持っていますが、宗教とは別物です。

あえて言うなら自然信仰ですね。


慈悲の教えに賛同しているため仏教徒と言えなくもないですが、そもそも仏陀の教えは『哲学』に分類されます。

仏陀が考えて考えて考え抜いて出した答えが、仏教として広まっているのです。


今風に言えば、仏陀という研究者が出した論文を、大々的に発表している機関が仏教と言えばいいでしょうか?

その論文を引用して、独自の仏教が、色々な宗派が作られているのです。


しかし、仏教に限らず宗教には『教義』という守るべき教えが存在しています。

そして、仏陀が守らなければならないと定めたのは『五戒』であり、以下の五つになります。


1.生き物を殺してはならない

2.盗みを働いてはならない

3.嘘をついてはいけない

4.飲酒をしてはいけない

5.不貞をしてはいけない


『これが仏教の大前提』であり、これを破る仏僧はありえないのです。


現に海外の仏僧からは、「日本の仏僧は仏僧ではない」と言われています。

結婚をしたりお酒を飲んだりしているからです。


なお、「不貞をしてはならない」とは、あくまで信者に対してのものであり、仏僧は結婚すらできません。

仏僧とは、それくらい厳しいものなのですよ。



「時代が変わったため教えの内容も変えていくべきだ」という論理には私も賛同しますが、変えてはならない部分まで変えるのは反対です。

それをしてしまうと煩悩が膨れ上がってしまい、仏教ですらなくなってしまうからです。


何故、仏陀が五戒という『いましめ』を設けたのかを考えてみてください。


本当なら、そんなものは設けたくはなかったはずです。

『いましめ』とは、「しなければならないこと」ですから。


しなければならないこととは『強制』です。

悟りへと向かう者は強制されるのではなく、『自ら悟る』のです。

そのため、本来なら強制などしてはいけないのです。



しかし、仏陀の教えを乞う者達が増えすぎてしまったため、あえて設けたのでしょう。

仏陀は旅をしながら教えを説いていましたから、自分がいなくなった後も「五戒を基準にして生きるように」と教えていったのです。


それと同時に、「人間は煩悩に振り回される生き物だから」という理由もあります。

煩悩に振り回されることを苦と呼びますから、その苦を避けるために設けたのです。


当時と現代は時代背景が違いますが、人間の本質は変わりません。

むしろ、現代の方が娯楽や美味しい料理やお酒が大量にありますから、過去よりも煩悩に振り回されやすい世界になっています。


ですから、それを抑制する働きがある五戒を変えてはならないのです。



もっとも、煩悩自体は悪いものではありませんし、煩悩がないと食事や子孫繁栄ができなくなりますから種の保存ができません。

しかし、『煩悩が暴走するために苦しくなることも事実』なのです。


その苦しみをなくす、あるいは少なくする基準が五戒です。

あくまで個人的に、「これらを目標にしていく」というのなら良いのですが、それは宗教ではありません。


煩悩に振り回されると悟ることができなくなりますから、仏教を貫くのなら五戒は守っていく必要があるのですよ。



なお、私は仏教ではなく自然を信仰していますから、自然の摂理に則るなら殺生も可としています。

ただし、『自分も糧になることが大前提』です。


「自分がしているのにされるのは嫌だ」という論理は通用しません。

自分が食べているのだから、自分が食べられることも許容します。


まあ、痛いのは嫌ですが、それはどの生き物も同じです。

自分が食べている生き物だって、痛いのは嫌なのです。


「子どもが殺されるのは可哀想」とか「家族がいなくなるのは可哀想」とか思うかもしれませんが、それを他の生き物に強いているのは人間ですし、そもそもそれが自然というものです。


自然とは尊いものであり、尚且つ残酷なものなのです。

正も負も混在しているのです。


ですから、人間だけが特別と思うのではなく、等しく受け入れる必要があります。

目の前に飢えた生き物がいたら、「自分の番が来たのか」と自分を差し出すくらいになってください。


それが慈悲というものですよ。



もっとも、家族からすればたまったものではないかもしれませんが、皆が皆そのような心構えをしていれば、世界は良くなっていきます。

一人ひとりが自分以外の生命を大切にしていけば、自分が犠牲になりそうな時に周りが助けてくれるからです。


これは理想論ですが、『理想とはゴールのこと』ですから、理想を追い求めることは大切です。


理想だからと放棄しないようにしてください。

それではゴールを捨てることに繋がります。


ゴールを捨てるということは、コーチングそのものを否定することになりますから、コーチングを信じているのなら理想を信じましょう。

それが幸せにも繋がります。



幸せを得たいのなら、手始めに食生活を変えていってください。

『食は生きる上で切っても切り離せない欲』であり、毎日直面することになるからです。


そして、その欲をコントロールできれば、大抵の欲をコントロールすることができます。


そうすれば、広告などに踊らされて煩悩が暴走し、苦しくなることも少なくなります。

他者と比較して煩悩を刺激されることも少なくなっていきます。


『生きている限り煩悩をなくすことは不可能』ですから、その欲を少なくする、あるいはコントロールできるようになりましょう。


食生活について考えられるようになったら、徐々に日常にまで広げていってください。



なお、人間は肉食寄りの雑食ですから、肉を食べるのは自然なことです。


自然に則るのなら、『自然の中で生まれた生き物のみ』口にする、あるいは『自然放牧で育った動物のみ』口にすれば良いでしょう。


釣りや狩猟ができるのなら、それが一番良いです。

自らの手で命を摘み取る重さを理解できるためオススメします。


だからと言って、狩り尽くすことやハンティングを楽しむなど論外ですが。

それでは命を弄ぶのと大差ありません。


『何事にも限度があります』から、自分の行いを顧みましょう。


檻の中で育てたり、養殖した生命を食べるのは自然に反しますよ。



現代ではいたるところに動物性たんぱく質が使われていますから、どうするかは自分で考えていってください。


参考までに、私の食事は大豆ご飯と野菜の味噌汁、納豆や漬物が主で、毎日同じような食事をしています。


肉類は食べないようにしていますが、納豆のタレにかつおエキスが入っていたり、小魚とアーモンドのお菓子を貰ったりもしますから、全てを絶っているわけではありません。

貰い物を拒否すると、食材になった命がもったいないですからね。


もっとも、一時期は動物性たんぱく質を全て絶っていましたし、逆に過去には普通に食べていたのでどちらも経験しているのですが、自分が許容できる範囲は自分で探しましょう。

どちらも経験して、自分がどうなりたいのかを考えましょう。


例えば、「動物性たんぱく質は絶対に食べない」「乳製品や卵、エキスの使われているものだけなら可」「自然放牧の肉や魚は可」「全部食べる」などです。

まだまだ細かくできますから、自分で考えてみてください。


また、最近の技術の進歩はすさまじく、今は代替肉もあります。

まだ肉エキスを使用しているようですが、将来的には植物性たんぱく質のみで作れるようになるでしょう。


もっとも、代替肉を食べるくらいなら豆腐ハンバーグで良いと思いますが。



動物を食べる・食べないは二元論であり極端ですが、どちらかに偏るのではなく『ほどほど』を目指していってください。


動物達が可哀想と思うのなら、肉類の摂取は少なくしていきましょう。

全てをなくせなくとも、頻度を少なくするくらいならできると思います。


そもそも、日本人の身体は肉類に適応していませんから、欧米人と比べると肉はそれほど必要ないのです。

これは人種の違い(遺伝子の違い)でもありますし、食文化の違いでもあります。


日本人には日本人に合った食生活というものがあるのです。

他人種とは腸内に生息している腸内細菌の種類が異なるため、糧にできる食料も異なるのです。


ですから、健康も考えるのなら、西洋に染まり日本の食文化を蔑ろにしすぎることは避けましょう。



今の世界は二元論が蔓延る極端な世界になりつつあります。

寛容さや『ほどほど』を目指すことを、中途半端という言葉で片づけてしまいます。


しかし、それは民衆を扇動したいがために行われている情報操作です。


人はグループに分かれると差別を始めます。

その特性が使われていることに気付いてください。


広い視野を持って、世界を見ていきましょう。

そして、『ほどほど』を目指しましょう。


そうすれば、どのような場所に所属していようと世界を良くしていくことができます。


視点を上げ下げして考えていけば分かるようになります。

毎日考え、行動に移していってください。


その小さな一歩が、世界を良くしていくことに繋がりますよ。

プロフィール

Sage

コーチでありヒーラー

『どうすれば自分を変えていけるか』という話を分かりやすくしています

小学6年生なら分かる内容ですから、自分を変えたいのなら学びましょう

方法さえ分かれば、誰であろうと変わることはできます

なお、コーチングやヒーリングの依頼、学習はこちらから

生まれ変わるために

癒し処
※ヒーリングに必要な知識だけをまとめました