『ほどほど』は楽ではない、本当に理解するためには、セルフトークを意識する

以前、『ほどほど』が良いと話しましたね。

どちらかに偏るのではなく中庸を目指していこうと話しました。


しかし、勘違いしている方がいるようです。


『ほどほど』を目指すとは、ただ何となく、考えなしに選ぶものではありません。

『正と負の両方を理解した上で選ぶ』のです。


例えば、アレルギーの原因が分かっているのに『ほどほど』が良いから、「少しなら大丈夫だから」と言ってアレルギー物質を食べ続けたらどうなるでしょうか?


これでは永遠に症状が緩和されることはありません。


原因が分かっているのなら、まずはその原因を『全て絶つ』のです。

そして、それを経験した上で『ほどほど』の場所を選ぶのです。


正:アレルギー症状が出ない状態

負:アレルギー症状が出る状態

になりますから、自分が許容できる『ほどほど』になる部分を見極めましょう。


また、もし経験できない事柄なら、正と負のそれぞれのメリット・デメリットを挙げ、ひたすら考え続けてください。

自分がそうなった場合どうなるのかをイメージしてください。


その上で『ほどほど』の場所を選びましょう。



中庸とは、どちらも理解した上で選び取るものです。

間違っても「面倒くさいから」とか「みんながやっているから」などと思考停止して選択するものではありません。


むしろ、徹底的に考えてから選び取るものですから、知識も思考力も大量に使います。


『知らない=盲点になっている』ということですから、知識の蓄積は必須です。

私が「毎日本を読もう」と話しているのも、知らないと考えの元となる素材が不足するからなのです。


『ほどほど』は楽して得られるものではなく、たくさん頭を使って、想像力を豊かにして得るものだと理解してください。

もっとも、天才はこの過程をすっ飛ばして答えを得るのですが、それは置いておきましょう。



また、人が『本当に理解するためには実感が必要』ですが、これは言い換えると『臨場感があるかどうか』になります。

瞑想によってイメージに臨場感を感じられるのなら、それは本人にとってのリアルであり、実感することができるのです。


もちろん、実際に体験しているわけではありませんから齟齬が発生することもありますが、そもそも全てをリアルにする必要はないのです。


人は目で見ていると思っても、実際は認識した気になっているだけですから、今目の前にあるものすら正しく認識していません。

全てを認識していたら脳の処理能力をオーバーしてしまうため、脳はあえてそうしているのです。


ですから、ある一定量のイメージに対して臨場感を感じられるのなら、それはもうリアルと言っても過言ではないのですよ。


もっとも、瞑想をしないと意味が分からないと思いますから、毎日瞑想をしていきましょう。

アファメーションも瞑想の一種ですから、毎日続けていってください。



もし「認識した気になっている」で分からなければ、視点がズレると思ってください。


人の視点は一点を集中して見ることには長けていますが、ある一点に集中している状態で他の場所も同じようには認識できないのです。


例えば、今この記事に視点を置きながら、つまりこの記事を読みながら視界の隅で本を読むことができるでしょうか?

訓練すれば読めるようになりますが、いきなりできるものではありません。


しかも、せいぜい二つが限度であり、それ以上の並列化は難しいのです。

たとえできたと思っても、視点を移動させながら認識しているだけでしょう。


これと同じようなことが脳内でも起こっています。

意識して何かに集中しているとはっきり見えるのですが、それ以外の場所は朧気になっているのです。


ですから、瞑想する際はイメージ全てを臨場感豊かにする必要はなく、ピックアップしたものに臨場感があれば十分なのです。


もちろん瞑想の種類にもよりますし、全てを鮮明にイメージしていく瞑想もあるのですが、少なくともアファメーションはこれで十分です。


自分が重要だと思ったものに臨場感があれば十分な効果が出ますよ。



そもそも、アファメーションはゴールのイメージを言葉にしたものです。

あるいは、ゴールから逆算した今あるべき自分を言葉にしたものです。


『ゴールとは現状の外側に作成するもの』ですから、どうしても分からない部分が出てきます。

むしろ、はっきり分かるということは、現状内の可能性が高いですから要注意です。


それを想像力で補うことは悪いことではありませんから、あまり気にしないでください。



なお、ここで話している視点とは『物理的な視点』の話です。

無意識は並列的な情報処理に長けていますから、重要な視点がいくつあったとしても全てを処理します。


今こうしている時でさえ、心臓が動き、腸が動き、筋肉が動いているのです。


意識的、物理的な並列処理は、手や目が二つしかないように二つが限度ですが、無意識的、情報的な並列処理はそれ以上が可能となります。

ですから、ゴールが何十個あったとしても無意識は機能します。


「並列処理は苦手だ」と考えてしまうと、自分で自分の限界を決めることになり、実際に無意識の働きが鈍りますから気を付けましょう。


これは、専門的には『セルフトーク』と言われています。



『人は言葉から信念が形成されます』


信念とは、「自分はこうあるべきだ」とか「自分はこういう人間だ」のような、自分を規定する無意識レベルの思い込みのことです。


例えば、「テストで80点以上取っているのが自分らしい」とか「自分の好きなものは〇〇だ」とかです。

これらが自分の使う言葉から作られていくのです。


言葉はイメージと感情を呼び起こします。

それはつまり、臨場感豊かに自分に刻み込むということです。


もっと言うなら、『言葉を使うことでアファメーションをしまくっている』のです。

コーチングで言葉が重要だと言われる所以はここにあります。


使う言葉一つ一つで、私達の信念が形成されていってしまうのです。


しかも、口から発した言葉だけではなく、心の中で思った言葉もセルフトークになりますから、毎日使用する言葉を気にかけていく必要があります。


ネガティブな言葉ばかり使用していたら、ネガティブ人間になってしまいますよ?

もっとも、その逆をすればポジティブ人間になるのですが。



「言葉一つで変わるわけないでしょ」と思っているのなら、それは危険です。

人は毎日数万語は使用していますから、それらがネガティブ寄りになっているのなら、信念はネガティブ側に向かいます。


ですから、自分が使用する言葉は意識していってください。

できることならメモしていきましょう。


もちろん全てをメモする必要はありません。


ポジティブ寄りかネガティブ寄りかだけでもいいですし、時間を決めて自分がどのような言葉を考えたのか、発したのかメモをするのです。


そうすると、自分の傾向が分かるようになります。

「こんなにネガティブな言葉を使っていたんだ・・・」と思う方(主に病人)は多いですから、やってみてください。



人は思っている以上に無意識に左右されます。

無意識は氷山の一角だとか言われていますが、実際は全てが無意識に左右されているのです。


しかし、意識して行っていること全てが無意識を元にしているのなら、自分の意識に出てくるものを考えれば、自分の無意識というものが分かります。

全ては分からなくとも傾向は掴めます。


一度、自分の言葉を確かめてみてください。

特に、病気の方は確かめましょう。


無意識は意識から介入可能ですし、書き換えることも可能です。

そして、『自分でできる一番簡単な方法が言葉を変えること』なのです。


毎日の言葉を意識していきましょう。


そして、なりたい自分(ゴールの自分)が使用しているであろう言葉を意識的に使用していきましょう。

続けていけばいつの間にか変わっています。


まずは一月続けてみてください。

継続することが大切ですよ。

プロフィール

Sage

コーチでありヒーラー

『どうすれば自分を変えていけるか』という話を分かりやすくしています

小学6年生なら分かる内容ですから、自分を変えたいのなら学びましょう

方法さえ分かれば、誰であろうと変わることはできます

なお、コーチングやヒーリングの依頼、学習はこちらから

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※ヒーリングに必要な知識だけをまとめました