ブッダの教えを学んだ方は……

ゴータマ・ブッダの教えを学んでいる方なら分かると思うのですが、ブッダの教えは”一切の苦を廃し、常に心穏やかにあろう”とするものです。

そのためネガティブな事だけではなく、「ポジティブな事でも心が動かないように」と説いています。


嬉しいことや楽しいことがあっても、それで「心が浮つかないようにしよう」というものです。


これは、”コーチングとは真逆”ですね。

コーチングはポジティブな情動を使い、自身のエフィカシーを上げていく、新しい自我を作っていくものです。


ですから、ブッダの教えはそのまま受け入れないようにしましょう。

ポジティブな事は取り入れてもいいのです。


ただ、ブッダが説いているポジティブな事?とは、”他者からの賞賛”などにより、心が浮つかないようにするものです。

それにより、「もっと褒めて!」と心が動くことがないようにするものです。


コーチングでの賞賛は、あくまで”自分自身が行うもの”ですから、あまり気にしないでください。



もう少しブッダの教えを話しておきますと、ブッダの教えは”究極の事なかれ主義”です。


”他者に何をされても”、それこそ石を投げられたり、鉈で手足を切られようと、”他者を恨まず、苦痛に嘆かず心を穏やかにする”というものです。


どんなに辛いことがあっても、また、どんなに嬉しいことがあっても、”心は一定の場所に留めておく”というものです。


現代でこんなことをしていては、生きていくことができません。

他者が何をしても泣き寝入りをしては、相手が付け上がるだけです。


まあ、何をせずともその相手は勝手に落ちていくのですが……


ですから、”使える教えだけ”使っていってください。


大筋さえ見失わなければいいのです。

見ている場所と言えばいいでしょうね。


2500年以上前の教えですから、現代とは時代背景が違います。

それをそのまま取り入れる方が難しいのです。


とは言うものの、ブッダの教えは現代でも十分に活用できます。

そも、人間自体の思考が変わっていないのです。


使えるのは当然でしょう。



ブッダの言葉をそのまま鵜呑みにするのではなく、そこから自分自身に問いかけ、自分自身の心の働きに意識を向けてください。


ブッダは神ではなく一個人であり、人間の生き方を説いた哲学者です。


ブッダの教えは自分自身を理解する切欠にはなりますが、その教えがそのまま自分に当てはまることはありません。

自分自身で考えていくことは必須なのです。


ブッダを崇拝するのではなく、その教えを自分の生活に役立てましょう。


抽象度を上げ、エフィカシーを上げ、本当のゴールへ向かっていってください。


そうすれば、他者からのモノサシや洗脳に左右されることはなくなります。


自身の内面に意識を向けていく方こそが、心穏やかにいられるのです。


毎日続けていきましょう。

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科学的に自分を変えていく話、仏教的な話、哲学的な話をしています.


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