ネガティブな記憶を変えるには

先日、「アンカーとトリガーの機構を変える際、アンカーを別の記憶に繋ぎ変える」と話しましたが、難しいことはありません。

ネガティブな記憶から”ポジティブな記憶”に繋ぎ変えるだけです。


ネガティブな記憶にアンカーが引っ掛かっている場合、トリガーを引くとネガティブな記憶が引き起こされます。

それなら、アンカーを”ポジティブな記憶”に引っ掛ければ、今度は”ポジティブな記憶”が引き起こされるのです。


原理としては簡単ですね。



しかし、アンカーとトリガーに意識を向けなければ繋ぎ変えることはできませんから、そのためにトリガーを踏んでしまい、ネガティブな記憶が引き起こされる可能性もあります。


大したことのないネガティブな記憶なら問題ありませんが、カルトに洗脳された方がトリガーを踏んでしまえば自殺してしまう可能性も出てくるのです。


このような強い恐怖がある場合、恐怖を感じるもの全てに対してポジティブな記憶を繋いでいきましょう。

カルトは恐怖を駆使して洗脳してきますから、恐怖がなければカルトに洗脳されることもありません。


まあ、死について徹底的に考えれば恐怖は治まるのですが、これは修行した方でないと難しいです。

少なくとも、カルトや宗教のように与えられた修行しかしていない方ではまず無理です。


宗教は、教義やお経、聖書などを”与えられる”ことが前提です。

それを読むことが宗教だと思っている方が大多数でしょう。


しかし、これは思考停止の第一歩です。


自ら考えることをせず、一体どうやって”自分自身の”死について理解するのですか?


自分のことが聖書やお経に書いてあるのですか?


教科書や辞書、インターネットに自分のことが書いてあるのですか?


”自分のことは自分にしか分からない”のです。

自分で考えていくことが大切なのです。


自分のことは自分で考えましょう。



さて、話はそれましたが、ネガティブな記憶をポジティブな記憶に繋ぎ変える方法を話します。


これには、”アファメーションでも使用するポジティブな記憶”を使います。


「嬉しい、楽しい、気持ちいい、誇らしい、清々しい」などのポジティブな記憶を、アンカーとトリガーの機構にしておくのです。

例えば、鼻の頭を触るとか、指を組むとか、耳たぶを触るとかをトリガーにしておけば、いつでも引き出せます。


そして、ネガティブなトリガーを引いてしまったら、すぐさまポジティブなトリガーを引き、ネガティブな記憶を上書きするのです。

何度も繰り返していくと、ネガティブな記憶が薄れていきます。


さらに繰り返していくと、ネガティブなトリガーがポジティブなトリガーになります。

ポジティブな記憶のトリガーが増えるのです。


こうなってしまえば、ネガティブな記憶など思い出すこともありません。

今までのトリガーを踏めば、ポジティブな記憶が引き出されるからです。


これが記憶の繋ぎ変えです。



なお、予めポジティブなトリガーを作成しておく理由ですが、ネガティブなトリガーを踏んでから一々ポジティブな記憶を思い出すのは時間が掛かりすぎるからです。

ポジティブな記憶を思い出している間にネガティブな記憶に曝されてしまうため、瞬間的に呼び起こせるポジティブなトリガーが必要なのです。


アンカーとトリガーの機構は瞬間的ですから、同じ速度のものでないと対抗できません。


ポジティブなトリガーを引くまでにタイムラグがあるにはありますが、思い出すのと瞬間的に感じるのとでは時間が圧倒的に違います。


ですから、ネガティブなトリガーに対抗するためにもポジティブなトリガーが必要なのです。



記憶の繋ぎ変えですが、ポジティブな感情を感じているのか、あるいはネガティブな感情を感じているのかの違いだけで、やっていることは変わりません。

普段から行い、その善悪に関わらず結果を得ているのですから、効果は目に見えているでしょう?


実践した方だけが結果を手に入れることができるのです。


なお、トラウマのような強いネガティブな記憶には、時間軸の話やもう少し論理的な説明が必要かもしれませんが、日常生活ではこれで十分なはずです。


それ以上を求めるのなら、専門家に頼みましょう。



他にも、抽象度を上げたり論理的思考をしていけば感情を感じることもなくなります。


ですが、感情がない状態を維持するのは困難ですし、そもそも生命なら感情があってもいいではありませんか。


その感情に振り回されないようにしていけば、どんな感情だろうと得てもいいのです。

ネガティブだろうとポジティブだろうと、感じたければ感じればいいのです。


下手に感情を我慢すると鬱憤が溜まってしまい、その感情に振り回されることになりかねません。

適度に感情の発散をしながら、感情のコントロールを身に着けていきましょう。


毎日実践していってください。

コメント

非公開コメント

プロフィール

コーチ

科学的に自分を変えていく話、仏教的な話、哲学的な話をしています.


『自分を変えていきたい』と望むのなら、学び、実践していきましょう.


方法さえ分かれば、誰であろうと変わることができるのです.


一人だと不安な方は
生まれ変わるために