ゴール達成にはハイエフィカシーが必要ですが、日本人はエフィカシーがとても低いと話しました。
これは教育や社会の所為なのですが、この弊害は各所で出ています。
例えば、日本人は粗探しがとても好きです。
メディアを見てみても、過去に何をしたのかで人を判断しています。
何十年も前のことを引き合いに出す方もいます。
例えば、昼ドラが好きな方がいます。
ドロドロの人間関係を見て、人の不幸は蜜の味と思っているのです。
例えば、悪口ばかり言う方です。
何につけても、アレが悪い、コレが悪いと言っている方です。
テレビを見ても、ネットを見ても、日常生活において何処ででも悪口を言っているのです。
エフィカシーが低いと、このような弊害が起こります。
正確には”自尊心”なのですが、本質的には同じものです。
自尊心が低い方の特徴なのですが、”自分の立ち位置は変えず”に他者を貶めます。
それによって、自分を他者よりも上位にしようとします。
自分のポジションは変えずに、相対的に自分が上になるようにするのです。
それが粗探しや他者の不幸、悪口として出てくるのです。
虐め問題も同じです。
自尊心が低いために起こっている問題なのです。
そもそも、教師自身のエフィカシーが低いのですから、虐め問題を解決できるわけがないのです。
教師になど頼ってはいけませんよ?
もし虐めにあっているのなら、自分自身で証拠を集めて公証役場に公証印を貰いに行きましょう。
証拠は多ければ多いほどいいので、毎日集めてください。
録画や録音をして、録音したままを文字に起こします。
何年何月何日に、何が起こったのかを事細かく記します。
つまり、裁判の書記と同じようなことをするのです。
そして、公証印を貰いに行く場合は、そのノートの”コピー”を持っていきます。
これは”偽造を防ぐため”です。
なお、録音やノートの原本は自分で保存しておきましょう。
ノートのコピーに公証印を貰ったら、録音などの”コピー”と一緒に市の教育委員会に持って行ってください。
これで教育委員会から学校へ連絡が行き、改善されるはずです。
これで改善されなければ訴えてください。
虐めは傷害罪、脅迫罪、名誉毀損罪、窃盗罪、器物損壊罪などになります。
証拠が揃っており、尚且つ、公証印を貰った文書(私的な文書ではなく公的な文書になります)があるのならまず勝てます。
子どもだからと言って何もしないのは駄目です。
相手のことなど気にする必要はありません。
徹底的にやるのです。
そもそも、虐めをしているから問題になったのです。
自業自得ですから気にするだけ無駄ですよ。
今はスマートフォンや携帯電話で簡単に録画や録音ができます。
小型の録音機やペン型のカメラなど色々とあります。
日本人は感情的になって罵声を浴びせたり、逆に我慢しかしないのですが、論理的に行動していけばいいだけなのです。
法を侵しているのは向こうなのですから、法に訴えればいいのです。
行動していきましょう。
繰り返しますが、自尊心が低いことにより他者を貶めることが、エフィカシーが低いために起こる弊害です。
これは社会にとっても癌でしかありません。
なぜなら、生産性が圧倒的に下がるからです。
自尊心が低いことにより相手を貶めて、相手のエフィカシーを下げる。
そして、自分も周りもエフィカシーが低くなる。
つまり、エフィカシーを上げる行動ができないのですから、グルグルと螺旋階段を下りていくようにエフィカシーが下がる一方なのです。
ですから、”意図的に”エフィカシーを上げていくのです。
コーチングに必要なものは、『ゴールとハイエフィカシー』です。
過去など必要ありません。
”未来のゴール”が必要なのであって、過去に何をしたのかなど関係がありません。
それがコーチングなのです。
犯罪者だろうと、未来のゴール設定を行えばいいのです。
たしかに被害者への謝罪や賠償などは必要ですが、それとこれとは論理が違います。
未来のゴールのみを見ていきましょう。
粗探しや過去が気になるという方は、自分のエフィカシーが低くなっていないかよく考えてください。
ゴールとは未来のものです。
過去が気になると言っている時点で、過去しか見ていません。
そうではなく、視点は未来に向けましょう。
人は”イメージしたことを現実化”します。
過去を見ていては、未来を現実化できません。
未来だけを見て、エフィカシーを高めていってください。
エフィカシーが高くなれば、社会問題もなくなります。
これは一人ひとりが実践していくことなのです。
よりよい未来を作っていくために、毎日実践していきましょう。
あなたも社会のためにできることがあるんですよ。
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