抽象度を上げるということ

久しぶりに食の話をしましょう。

人は元々肉食であり、必須アミノ酸を効率良く摂取できるため、元気になるためには肉を食べた方がいいと私は話しています。


しかし、私自身肉が好きではありません。


何故なら、肉ほど非効率的な食料生産法はないからです。

また、家畜の扱いが酷すぎるからです。



現在地球上には、家畜が約265億以上いるとされています。

内訳としては、ニワトリが約230億羽、牛が約15億頭、ブタが約10億頭、羊が約10億頭です。


また、これら家畜を育てるためにも大量の作物が必要であり、地球上の農地の80%以上が家畜の飼料のために使われています。


さらに、それらを育てるために必要な淡水は、世界中の淡水のうち27%にもなります。


それを何ヶ月、何年と繰り返し、ようやく人間の食べる肉が作られるのです。


しかも、家畜の摂取したカロリーが全て肉になるのではなく、たった数%しか肉に変換されません。

1kgのステーキを作るのに、25kgの飼料と15000リットルの水が必要なのです。



また、人間は一日に約2億以上もの動物を世界中で殺しています。

1年では約740億匹です。


人類は約75億人ですから、その十倍もの数を毎年殺していることになります。


それら殺した動物を食べるのならまだ分かりますが、食べずに処分しているのが現状です。

アメリカなど、一人当たり毎日約450gもの肉を捨てています。

企業が絡むと大幅に増大します。



さらに、家畜の飼育環境も劣悪です。


身動きの取れない檻の中でホルモン剤によりムリヤリ太らせ、病気にならないために大量の抗生物質を投与しています。


飼料も穀物だけではなく、家畜が出した糞も混ぜて食べさせます。

糞の処理もバカにならないため、食べさせてしまおうという考えなのです。



人間が檻の中で運動もしないで食事をさせられたらどうなりますか?

糞を食べさせられたらどうなりますか?



また、ニワトリは身動きできない場所にギュウギュウ詰めにされて飼育されるため、ストレスから近くのニワトリを攻撃してしまいます。

それを回避するために、クチバシと爪を切り落とすのです。


同じ理由から牛の角も切り落とすのですが、麻酔なしで切り落としているため、ショック死していることが問題になっています。


なお、雄のニワトリは繁殖にも肉にも適さないため、シュレッダーを使い、雛を生きたまま粉微塵にします。



家畜の現状は動画にもなっています。

これらから目を背けず、きちんと把握しましょう。


調べれば直に見つけられます。

子どもでも自分で調べて見てください。


教育に悪いという大人がいたら、それは現状を理解できない愚か者ですから相手にしてはいけません。

仕方がないという人がいたら、思考停止しているだけですから相手にしてはいけません。


自分で考え、行動していくことが必要なのです。




何のための命なのでしょうね?



これだけの動物を拷問し、殺しているのが人間です。

もし地獄があるとしたら、人間は全員地獄に落ちるでしょう。


因果応報という言葉もありますから、人間は全員家畜になる可能性もあります。

拷問され、殺され、食べずに捨てられても因果応報でしかありません。


ただ、今の世界を見ていると、既に因果応報である気もします。



現在の加工食品には、牛乳、バター、チーズ、肉、肉エキスがいたる所で使われていますから、いきなり全てを無くすことは難しいかもしれません。


ですが、自分の欲望をコントロールできるのなら、乳類や肉類の摂取割合を少なくしていけるはずです。


それが人間らしい行動ではありませんか?



生命の中で、人間だけが発達した前頭前野を活性化させれば、欲望などコントロール可能です。

アレが食べたい、コレが食べたいと思わなくなります。


「肉がないと必要な栄養が摂取できない」と思っている方もいますが、完全菜食主義者もいますから問題になりません。


さすがに空気食や太陽食という方は行きすぎですが、これくらいなら少しの努力で可能です。


いきなりは難しいと考えているのなら、乳類や肉類の摂取を週一あるいは週二くらいにしましょう。


これなら可能だと思います。



生命は食べることで生きていますが、今の人間は食べることが当たり前になりすぎてしまい、考えることを辞めてしまいました。


それをもう一度呼び起こすためには、極限状態を体感するしかありません。


手っ取り早く体感したいのなら、断食をするか、ナイフとライターだけ持って山に篭ってください。


一週間もすれば分かりますから。


三日程度でも十分かもしれませんが、それくらいしてから食べる食事は何よりも美味しいのです。


「これが生きることか……」と理解できるでしょう。



慈悲の心を持っていれば肉など食べなくても生きていけます。


もし家族が料理を作っているのなら、せめて感謝の心を持って食べてください。


それでいいのです。


残してまで排除するのは逆に勿体無いですからね。


出されたものはきちんと食べましょう。



何が何でも排除する必要はありませんが、家畜が可哀想だと思うのなら、徐々にでも乳類や肉類の摂取割合を減らしていってください。


その代わり、豆類やナッツ類の摂取を増やしていきましょう。


例えば、大豆のアミノ酸スコアは肉と同じ100です。

1985年までは86でしたが、改訂されて現在は100になっています。


他にも、あずき100、いんげん豆99、えんどう豆81、うずら豆81、そら豆75です。

ナッツ類は、アーモンド47、くるみ42、ピスタチオ81、ヘーゼルナッツ39、落花生58です。


なお、全て乾燥状態や炒ってある状態です。



以下のサイトが分かりやすいため、気になるアミノ酸スコアを計算してみてください。


よしず人生備忘録
https://www.yslife-b.com/archives/1549

文部科学省アミノ酸成分表編
http://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/1365478.htm


また、あずき、いんげん豆、そら豆、えんどう豆などは50%以上が”でんぷん”のため、食べ過ぎ注意です。

大豆や落花生のでんぷん含有量は20%~30%程度ですから、ご飯と一緒に食べるのならこちらの方がいいですね。


知識を得て、行動していきましょう。



豆腐や味噌汁、納豆などの昔ながらの日本食があれば、肉はたまに食べる程度で問題ありません。


少しでも犠牲になっている家畜のことを考えるのなら、肉の摂取を少なくしていきましょう。

逆に、もし肉を食べるのなら、きちんと感謝をしていきましょう。


『いただきます』『ごちそうさま』という言葉の意味をよく考えてください。


抽象度を上げていけば可能です。


これは誰にでもできることですよ。


実践していってください。

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プロフィール

中嶌星児(なかじませいじ)

Author:中嶌星児(なかじませいじ)
気コーチ(コーチ&気功師)
パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング認定コーチ
PX2ファシリテーター

コーチング専門分野『健康』

このブログの趣旨は、認知科学に基づくコーチングを私なりに分かりやすくして、『自身のゴール(夢)へ向かう方を増やすこと』です。

また、コーチング以外にも人生をより良くしていく知識と知恵を説いています。


まずは、右のカテゴリにある『はじめに』を読んでください。

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このブログは体感重視の内容ですから、毎日実践していくことで効果が表れます。

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