脅迫への対処法

先日、うつの事例を一つ話しました。


この事例の子に限らず、潜在的にうつに陥っている方が現代社会では大量にいます。


なぜなら、エフィカシーが下がるとうつになるからです。


エフィカシーとは『自分の能力に対する自己評価』ですから、これが低くなると何もできなくなります。


「どうせできない……」

「何をやってもダメ……」

「言っても変わらない……」


などと考えてしまい、自分から行動できなくなってしまうのです。



エフィカシーは『否定』『強制』をされると下がります。

これは何度も話していることですね。


否定をされると、「自分はできない人なんだ……」という自己評価を無意識がしてしまいます。

強制をされると、「自分は言われないとできない人なんだ……」という自己評価を無意識がしてしまいます。


しかし、否定や強制以外にもエフィカシーの下がる条件があるのです。

『強制』の意味合いが強いのですが、これは別けて説明します。



それは『脅迫』です。


現代社会では、脅迫をされている人が大量にいます。

そして、うつになってしまう人がいるのです。


家庭でも学校でも会社でも変わりません。

何処であろうと、現代社会には脅迫が蔓延っています。


ただ、脅迫ではイマイチ分かりにくいですから、違う言葉にしましょう。



『脅迫=しなければならないこと』です。


『しなければならない』と”追い詰められる”ことにより、エフィカシーが思いっきり低下するのです。


しなければならないこととは、自分がやりたくないものをムリヤリやるということです。

”自分のコンフォートゾーンにないもの”を強制的にやるということなのです。


ですから、「しなければならない」と思っているとパフォーマンスは上がりません。

人はコンフォートゾーン内でこそ、パフォーマンスを発揮できるものですから。


これはスポーツでいうと、ホームとアウェーの違いです。


「ホームでは勝てるのにアウェーでは勝てない」というのも、コンフォートゾーンの内か外かの違いなのです。



そして、さらに性質が悪いことに、脅迫は人に言われて効果を発揮するのではなく、自分で自分を追い込む際にも使われます。

しかも、無意識的にです。


そもそも脅迫とは、恐怖という情動(生物が持っている強い感情のこと)を煽るものです。

そして恐怖とは、生物学的には命の危険がある際に感じるものです。


弱肉強食の世界を思い浮かべてみてください。


草食動物は、肉食動物に出会ったら一目散に逃げ出します。

肉食動物の目の前でリラックスしていたら食べられてしまいますからね。


恐怖を感じるということは、自分の命を守るために必要な機能なのです。

この機能は、人にもきちんとあります。



しかし人の場合、それが”情報空間”に対しても、さらに”時空を超えて”効果を発揮するようになりました。


情報空間に対してとは、小説、映画などを怖がったりするという意味です。

文字情報や映像情報に対して恐怖を感じるなど、他の動物ではできません。


映像なら大きな音を立てれば可能ですが、少なくとも文字情報では無理です。


また、時空を超えるということですが、これは未来や過去に対して恐怖を感じられるということです。


例えば、将来への不安やトラウマがいい例です。

老後を心配する人もいますが、何十年先のことに対して考えを巡らすことができるという凄まじい例です。


これが人の脳の凄いところです。


何十年だろうと何億年だろうと、未来や過去について考えることができます。

そして、そこに臨場感を感じることができます。


それが人の脳なのですよ。



そのため、恐怖に縛られている方は自分の未来に対して自分で脅迫してしまいます。


「これをやらないと生きていけない……」


と考えてしまうのです。


実際には、それをしなくとも命の危険などないのですが、そう思ってしまう。

それが脅迫の怖いところです。



脅すという行為は誰にでも可能です。


手軽にできるものですから、子どもでさえもできます。


ですが、言い方を変えると動物と同じことしかできない人ということです。

要は、動物のする威嚇と同じですから。


「情報空間に対して脅しをかけているから人でしょ?」と思うかもしれませんが、脅すという行為”だけ”をしている時点で人としては未熟です。


人を動かす方法など大量にあるのに、何故脅しを選ぶのか……考えたことはありますか?



それは無知だからです。

それ以外の方法を知らないのです。


ですから未熟、勉強不足だと言っているのです。

こんなもの、調べればすぐに分かります。


何故、調べないのでしょうか?



脅迫しかしてこない人に対してビクビクする必要はありません。


証拠を集めて訴える。


それで終わりです。


裁判所に訴えなくとも、教育委員会や学校長、周囲に対して訴えるでもいいのです。

組織なら、さらに上の責任者や管轄部門、労基署に対して訴えるでもいいのです。


証拠があれば相手は動かざるを得ません。

公証役場で公証印を貰い、訴えましょう。


公証印については以前少し触れました。


”あなたにもできること”
https://seijinakajima.blog.fc2.com/blog-entry-871.html

を参考にしてください。



なお、自分が行動したという事実が大切ですから、証拠を集めるだけでもいいのです。

それだけでもすごい行動をしたということですからね。


こういうことを繰り返していくと、脅迫に対して物怖じしなくなります。

と言いますか、そんな程度の低い人間など見向きもしなくなります。


自分の方が圧倒的に上だと認識できるからです。


例えば、自分が道を歩いているときに、足元のアリを一々認識しますか?


自分が圧倒的に上だと、相手はその程度の存在に成り下がります。


そういうものですよ。



脅迫に対して屈する必要はありません。


適切に対処していけばいいのです。


対処していくと、エフィカシーを下げられることもなくなります。


むしろ、「適切に対処できる私すごい!」となりますから、エフィカシーは上がっていきます。


エフィカシーが下がりすぎている人は行動することが難しいと思うかもしれませんが、録音くらいならできるでしょう?


録画でも写真を撮るでもいいですが、まずは証拠集めから始めてください。


言い返そうとしなくていいのです。


事実を集めて公表すれば、相手の顔を真っ青になります。

言い返すよりも圧倒的に効果がありますよ。


もちろん、証拠が多いに越したことはありません。

”毎日”証拠を集めましょう。


スマホやレコーダーを有効活用してみてください。



脅迫に対しては、ちょっとしたことから対処していけばいいのです。

そうするだけでエフィカシーは上がっていきます。


私がいつも『やるかやらないか』と言っているのは、エフィカシーを『上げるか上げないか』という意味と同義です。


行動し、それを自分で認めていけばエフィカシーは上がります。


エフィカシーに上限はありません。


毎日続けていくことで上がっていきますから、実践していってください。


なお、他のエフィカシーを上げる方法は既に話してあります。

カテゴリ『ポジティブになる方法』を参考にしてください。



このブログを読んでいるあなたなら、上記のことくらい楽々とできます。


でなければ、ブログを読むことなどできません。


大丈夫。


とりあえずやってみましょう。


エフィカシーが上がってくれば、見えるものも変わりますよ。

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プロフィール

中嶌星児(なかじませいじ)

Author:中嶌星児(なかじませいじ)
気コーチ(コーチ&気功師)
パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング認定コーチ
PX2ファシリテーター

コーチング専門分野『健康』

このブログの趣旨は、認知科学に基づくコーチングを私なりに分かりやすくして、『自身のゴール(夢)へ向かう方を増やすこと』です。

また、コーチング以外にも人生をより良くしていく知識と知恵を説いています。


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このブログは体感重視の内容ですから、毎日実践していくことで効果が表れます。

ヒトは体感して、”真に理解できるようになる”からです。


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