「気功を習いたいんだけど、どんな気功でもいいの?」という方がいたのですが、そもそも気功の流派は大量にあります。
本場中国では、少なくとも1千以上あるそうです。
その中から自分にあったものを探そうとしても、自分にあったものがどれか分からないという状態に直面するでしょう。
と言いますか、気功の大本を理解していると、何故これほどまでに大量の流派があるのかが理解できます。
気功とは、つまるところ『情報のやりとり』です。
例えば、病人や怪我人に対して気を送る場合を考えてみましょう。
気功師は、病人や怪我人に対して「治れ!!」「良くなれ!」といった気を送ります。
それが相手に伝わり、元気になってしまうのです。
本当に大雑把ですが、気功とはこういうものです。
自分の情報を相手に伝えているのです。
重要なことは、”自分の心の中の情報”を伝えている点です。
心とは、一人ひとり違います。
見ているもの感じているものは、たとえ一卵性双生児であっても違います。
それが心です。
「何を当たり前なことを……」と思っているかもしれませんが、これが本当に重要です。
気功とは、”自分の心”の情報を相手に伝える術なのですから、”気を扱う人によって”送る情報や術が変わってきます。
これが大量の流派が発生した理由です。
人の心は一人ひとり違うのですから、気功の流派など実質無限大に増え続けてしまうのです。
ですから、あなたが気功を信じられたのなら、『あなた式の気功』という看板を立ててもいいのです。
実際にはたくさん学ぶことがあるのですが、気功の本質はここです。
自分の気(情報)を送るのですから、誰にも真似はできません。
バックグラウンドも性格も何もかも違うからですね。
話を戻しますが、気功を学びたいのならまずはこのブログから学んでください。
私も多少なりと話していますから。
その後、最寄りの気功師に気をかけてもらうといいでしょう。
気は体感がものを言いますから、言葉で説明されても理解しきれません。
ですから、ブログである程度学んでから体感してください。
別にブログでなくとも、気功師が出している書籍を10冊程度読んでから気功院に行ってみるでもいいのです。
学ぶというのなら、最低でも同じ分野の書籍を数冊以上は読んでください。
これくらいしないと、新しい認識(ゲシュタルト)が作られないからです。
以前も話しましたが、ゲシュタルトが作られないとその運用方法が分からなくなります。
例えば、四則演算ができないのに数学のテストを受けるようなものです。
例えば、アクセル、ブレーキがどれか分からないのに車の運転をするようなものです。
ある程度中身を理解していないと、それを用いることができないのです。
これは気功も同じです。
頭で理解することは頭で理解しましょう。
まあ、気功は”体感がメイン”ですから、東洋医学を全て学ばなくてもいいのですが。
私がブログで話している気功なら、誰にでも可能です。
触り程度に感じるかもしれませんが、私が話していることは基礎的なことです。
しかし、極めれば奥義になってしまうものです。
気功とは、情報を自由自在に扱う術ですから、瞑想も気功と言えます。
瞑想は、心の中の情報を自由に扱うものですからね。
瞑想で分からなければ、イメージ力とでも言いましょうか。
五感で感じるくらいの臨場感を持ったイメージができれば、気功も上達していきます。
瞑想についても私は話していますから、それも参考にしてみてください。
気功とは、毎日コツコツと実践していくものです。
一時的に実践すれば終わりというものではありません。
一日5分、10分でもいいので、毎日続けていきましょう。
とにかく続けることが大切なのです。
毎日良い気を創り出していってください。
そうすれば、どんどん気の扱いが上手になっていきますよ。
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