裏切る人間が”絶対に”幸せになれない理由

先日、「裏切るような人間は絶対に幸せになれない」と話しました。

これは認知科学的な視点からも、仏教的な視点からも言えることです。


まず、認知科学的な視点から見てみましょう。


”無意識の働き”を考えてみてください。


無意識には、『自分を維持する機能』があります。

「恒常性維持機能(ホメオスタシス)」というものです。


これは、文字通り”一定に保つ機能”であり、人だけではなく生命体が生きていくために持っている機能です。


体温を維持したり、ウイルスから身を守るために免疫が働いたり、傷が治ったりするのも、物理空間で生きるためにホメオスタシスが働くからです。


ただし人間の場合、前頭前野が発達したため”情報空間に対しても”ホメオスタシスが働きます。


ここで言う情報とは、映画や小説だけではなく、自我そのものを指します。

趣味、好き嫌い、性格、テストの点、収入などなど、自分を構成している情報を指すのです。


イメージするなら、スマートフォンやPCに入っているアプリやOSです。

スマホやPCは、本体があっても中身がなければ動きませんよね?


その動かしているソフトウェアを情報と言っているのです。

それが人の場合、意識とか自我とか、そういうものになるのです。


自我が情報ということは、そこから成される思考やイメージも全て情報ということになります。

「意識や無意識は全て情報ですよ」ということです。


そのような情報群を、情報空間と呼んでいるのです。



では、ホメオスタシスが働くにしても”何を基準に”しているのかという話になります。


それは、『コンフォートゾーン』という無意識の働きです。

これは「快適な領域」とか、「慣れ親しんだ範囲」とか訳します。


例えば、テストの点がいつも60点の場合を考えてみましょう。


いつも60点ということは、コンフォートゾーンはその範囲が心地良いと思っています。

55~65点くらいを自分の範囲だと思っているのです。


しかし、ある時90点を取ってしまいました。

この場合何が起こると思いますか?


次のテストで30点を取り、帳尻を合わせようとするのです。

それが無意識の働きです。


なお、90点ではなく30点を取った場合も同様です。

帳尻を合わせるために、次にテストで90点を取ってしまいます。


コンフォートゾーンにとって、善い悪いは関係がありません。


”自分に最適な範囲を維持するだけ”なのです。

そのためにホメオスタシスが働くのです。



以上の理由により、裏切る人間の無意識を考えれば、幸せになれない理由も分かります。


まず、裏切る人間はコンフォートゾーンが裏切る状態になっています。


そのため、たとえ善い行いをしたとしても、ホメオスタシスが働き、もっと悪いことをしてしまいます。

帳尻を合わせるために、普段よりも悪い行いをしてしまうのです。


そして、元の裏切る状態を維持し続けるのです



この状態で、一体どうやって幸せになるのでしょうか?



無意識を変えなければ、永遠に無意識は維持し続けます。

OSを新しくしなければ、いつまでもそのままなのです。


無意識を変えるということは、自我そのものを変えるということです。

つまり、今の自分とは違う人間に変わってしまうということです。


私はこれを、生まれ変わりと呼んでいます。

別人になるようなものですからね。


記憶はあるため全くの別人というわけではありませんが、基準が変わってしまうため他人からは別人に見えます。


分からないのは体感がないからです。

ブログの内容を続けていけば分かるようになりますよ。


最低三か月は続けてください。

コーチングでも半年は見ますから、それを基準にしてください。


ここまでしないと、無意識は元に戻そうとします。

無意識とは、それくらい強烈に働くのです。


それが無意識というものです。

無意識、つまり自我がコロコロ変わったら今の自分を維持できませんから、強固になっているのです。


そうは言っても、これは人によります。

変わりやすい人も変わりにくい人もいます。


確実性を求めるのなら、コーチに頼りましょう。



では次に、仏教的な視点から裏切る人間を見てみましょう。


仏教には、自業自得という言葉があります。

『自分の業(行い)が自分に戻ってくる』というものです。


勘違いしている方もいるのですが、自業自得に善悪はありません。

”善い行いをすれば善いことが””悪い行いをすれば悪いことが”戻ってくるのです。


裏切りは悪いことに分類されますから、自業自得に当てはめれば悪いことが自分に戻ってきます。

裏切り続ければ、悪いことばかりが戻ってくるのです。


この状態を幸せとは言わないでしょう。

ですから、裏切る人間は幸せにはなれないのです。



以上の理由により、裏切るような人間は幸せになれません。


断言できます。

100%無理です。


特に認知科学的な視点から見ると、無意識がその状態に固定されているために”他の行動が取れない”のです。


無意識の働きが分からない方に、一つ実話を話します。



あるところに、虐待された子どもを引き取った夫婦がいました。


その夫婦は”愛情を持って”子どもと接していたのですが、子どもは癇癪ばかり起こします。


ある時、子どもはボヤ騒ぎを起こしてしまいました。


そのことを夫婦が怒ると、子どもは”笑顔で”部屋へ戻っていったのです。



分かりますか?


無意識に善悪はないのです。

自分らしい状態を維持するだけなのです。


この子の場合、虐待された、つまり親から怒られるという状態に無意識が固定されていたので、怒られて安心したのです。


これが無意識の働きです。


無意識には、「意識すれば治る!」という根性論は通じません。

”意識が無い”のですから、意識のしようがないのです。


これは理論を理解し、なおかつ継続的に行っていかないと変えられません。

無意識は、それくらい強烈に働きます。


100%という言葉を使うくらい、無意識は強力なのですよ。


ですから、裏切る人間がいたら哀れんでください。

「幸せになれない人なんだ」と。


あなたが何もしなくても、相手は勝手に不幸になっていきます。


SNSで煌びやかに見えても、その裏では不幸になっているのです。

これから先もずっと、無意識が変わらない限り不幸なままなのです。


可哀想だと思いませんか?



あなたはあなたらしく生きればいいのです。

そういう人間に関与する必要はありません。


自分のゴールを見据えていってください。


無意識は強力ですが、変えられます。

その方法も確立されています。


これは、毎日コツコツと続けている人だけが得られるものなのです。

毎日続けていってください。


ブログやオススメの書籍を参考にしていきましょう。

コメント

非公開コメント

プロフィール

Sage

コーチ兼ヒーラー

『どうすれば自分を変えていけるか』という話を分かりやすくしています

「自分を変えたい!」と望むのなら、学び、実践していきましょう

方法さえ分かれば、誰であろうと変わることはできますよ

依頼される方は
生まれ変わるために

ヒーリングのみをお求めの方
癒し処